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2019年08月30日
庭師
例年今頃から、10月開山諱に合わせて約1ケ月間、境内じゅうの庭木の手入れに入って貰う。私が住職して十年くらいはある庭師にお願いしていたのだが、だんだん老齢化で、大将の弟にあたる人が引き続きやって下さっていた。近年その方達も老齢化で、お寺の木は高いのが多いので少々危険ですからと、別の庭師を頼んで下さった、昨年初めてそのグループが手入れしたのだが、ハッキリ言って下手っぴ~たらありゃあしないのだ。特に中庭の木斛に至っては、酷いったら酷い!ろくに葉っぱが残っていない有り様。以前の庭師を呼んで、この有り様は一体何だ!あんたが連れてきた庭師なんだから何とかしろ!と抗議した。職人は長い年月かかって腕を磨いて行くのだから、下積みの修行が居る。近年そう言う修行をする職人が居なくなったのでかくの如き次第となった。何とも嘆かわしい!
投稿者 zuiryo : 2019年08月30日 14:57