2019年09月28日
チビのその後
今朝偶然台所辺をのぞいたら、「チビ」にばったり出会した。以前見たときは手の平に載るくらいの小ささだったが、今日見ると相当大きくなっていて、長い尻尾で、見間違えてしまった。餌をボリボリ食べていたようで、私の姿を見ると一目散に逃げていった。ここまで来る間にはうちの「クロ」に追いかけ回されたり、「タマ」にいきなり噛みつかれたりと、相当修羅場をくぐり抜けてきたので、誰であれ気配を感じたらともかく逃げろ!と学んだようである。しかしいろいろ怖い目にも遭ったが、ここに居さえすれば兎も角飯にはありつけるわけだから、極楽世界には違いない。雲水に聞くと、中庭を散歩していたり、食堂で毛繕いしていたりと、結構余裕らしい。最初からの飼い猫と、もと野良の違いは歴然としていて、厳しい世間を生き抜く智慧を子猫の頃から学び、それで今があるわけだから、どこかシャキッとしたところがあり、安心感で伸びきった飼い猫よりネコらしくて良い。
投稿者 zuiryo : 2019年09月28日 10:13