2020年03月11日
コロナウイルス
東北方面から来ている雲水が一人、この制間で一時暫暇した。1週間ほどして帰ってきたが、コロナウイルスが蔓延している一帯を通過して帰ってきたので、みんな側に寄らないようにしている。なんだかその雲水の周囲にはウイルスが一緒になって漂っているような気がしてくるからだ。時たま、「ゴフォン!」とやられると、思わず息を飲む。「そう神経質になられずに・・・」などと涼しい顔をして本人は言うが、何せ本体は目に見えないのだから、神経質にならざるを得ない。うちのお寺は外部の人が出入りすることは殆ど無いので、空気は澄み切っている。こういうのが行き過ぎると、「イジメ」になるのだろう。世間ではマスクの買い占めが横行し、高値で転売して一儲けしようなどと言う不逞の輩がいるそうだが、困ったことである。
投稿者 zuiryo : 2020年03月11日 14:08