2020年11月13日
運命
運命などと言うと少々後ろ向きな感じだが、矢張り有ると思う。人生をただ漫然と流されて生きていては,それはないと思うが、少しでも前向きに生きようと願う者ならある。運は「運ぶ」とも言うが、矢張り自ら運ぶものである。今までの積み重ねの結果として次の運命が決まる。偉そうなことは言えないが、自分の今まで歩んできた道を振り返ると、自然にそんな気がしてくる。今は過去の結果として存在するのだと思う。最近嘗てうちで修行し,その後、寺に入り頑張ってきた者が、思いもよらぬ事態に遭遇し、退かざるを得なくなった。全く気の毒千万なことである。何とかそこから挽回のチャンスを見つけてやらなければと思っている。世の中にはこういう理不尽なこともあるのだと改めて思った。ピンチはチャンスと言う。次ぎにやってくるチャンスをうまく捕まえることが出来るように、心の準備を調えておくことである。捨てる神も有れば拾う神もある。
投稿者 zuiryo : 2020年11月13日 15:45