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2021年07月29日

睡眠時無呼吸症

寝ている間に呼吸が自然に止まってしまうという、世にも恐ろしい病気があるのをご存じだろうか。この症状は寝ている真っ最中のことだから、大抵は本人自身も無自覚で、そのまま何年も過ぎてしまうことが多い。呼吸が止まったら即死ぬと思うだろうが、決して死なない。その無呼吸状態が、30秒間とか、1分間とか、聞くと驚かされるが、人間は決して死なない。ならほっといても良いじゃ無いかと思うかも知れないが、それが良くない。平常の姿ではないから、何処かにひずみが出て来て、二次的被害を被ることになるからだ。血管内に血栓ができたり、大体睡眠の質が悪いわけだから、深い眠りが出来ていない。7,8時間寝ているのに、何処かまだ寝足りなく、ついうとうとしてしまう。こう言う症状の人は大抵睡眠時無呼吸症患者と思ったら間違いない。難しいのはこの症状が睡眠中と言う事である。実は私自身、この病気に長らくかかっていて、7,8年前偶然この事実を知らされた。爾来睡眠中は強制的に圧をかけて空気を送り込む装置をつけて寝ることにしている。困るのは何処かへ泊まりがけで旅行などをするときだ。この機械装置を一式持って行かなければならないからだ。こう言う症状の人は世の中に沢山居るらしいが、ほとんどそれに気づかずに何年も過ぎてしまうことである。

投稿者 zuiryo : 2021年07月29日 13:57

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