2021年07月31日
酷暑の中
午後は4時から隔宿諷経がある。大汗掻いて本堂から始まって各塔所巡り、最後は山の中腹にある白山さんへ順に巡りお経を読む。炎天下、大汗掻きながらの恒例行事である。その後夕方晩開板後の総茶礼、告報等々があって、今日の行事が終わる。炎天下だから袈裟まで汗でズブ濡れになる。しかしこの一連の行事があると、ああ~、夏安居がこれで明けるな~と実感する。これを雲水時代から引き続き、この僧堂へ来てからも、ず~っと、もう何年もやっている。これで一層夏安居解制を実感するわけだ。暑い暑いと言いながら、これが出来る有り難さをしみじみ思う。僧堂は一定不転がならい、元気なればこそ、大汗掻いて、参ったな~!と言えるわけだ。考えてごらんなさい、79才でまだこれが出来る有り難さ!格別味わい深いですな~!
投稿者 zuiryo : 2021年07月31日 15:33