« マイナス体験 | メイン | 内観の法 »

2021年09月19日

愁うることを須いざれ、

鑑真和上のお言葉に、「愁うることを須(もち)いざれ、宜しく方便を求めて、必ず本願遂ぐべし」というのがある。私などはこの反対で、碌に努力もせずに、愁いてばかり居る。物事が思うように行かないのは、相手が悪いからだと・・・。この繰返しの人生に、幸せなど訪れはしない。我が身可愛いさでは駄目なのだ。自分にもっと厳しく・・・である。しかし言うは易く行うは難しである。この葛藤の繰返しで、今までやって来てしまった。もう老い先、短いのだから、ここらで目を覚まして、本来の自己に立ち返らなければ成らないと痛感する今日この頃である。

投稿者 zuiryo : 2021年09月19日 11:08

コメント