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2022年05月14日

新緑が目に染みる

隠寮の少々大きめの庭を挟んで、新緑が眼に染みる。背後の山に繋がる鬱蒼とした木々は、風に揺れキラキラ輝いている。籐椅子に手足を思いっきり伸ばして、ボ~ッと眺めていると、不思議に心癒やされる。うちは比較的町中にあるのだが、参道左右に3ヶ寺づつ、計6ヶ寺が並び、その一番奥に僧堂はある。周囲は鬱蒼とした山に覆われている。市街地とはとても思えないような山家の風情漂うところである。閑かさも同様で、目を閉じると、小鳥がしきりにさえずっている。山奥の鬱蒼とした緑に囲まれ、物音一つしない、山寺の風情である。

投稿者 zuiryo : 2022年05月14日 16:04

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