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2022年09月16日

慚愧

人間誰でも老いると、恥じ入ることが多くなる。「老愚」と言うが、私も齢八十になり、矢鱈恥じ入ることが多くなってきた。それなら世の中から引っ込んで、埋もれていれば良いじゃないかと言う事になる。その通りなのだが、現実世界では直ぐにそうなるわけにも行かない。タイミングが要る。目下、その絶妙のタイミングを見図からっているところである。「老愚」だけには成りたくない。世俗一般と違って、我々の世界では「老いてナンボ」みたいなのがあるので、その辺の兼ね合いが難しいのだ。例えば法要儀式などでも、溌剌とした若者よりも、老いてヨロヨロした老人の方が有り難がれる。ヨロついてナンボなのだ。おかしな話だが、実際そうなのである。しかし私はそうは思わないので、ボツボツ交代時期だな~!と思っている。

投稿者 zuiryo : 2022年09月16日 09:46

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