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2022年11月03日

ふっと、友のことを想い出し

大接心中なのに、ふっと友のことを想い出した。ついこの間、たった一人っきりの部屋で、孤独の中で息を引き取った。まっ、そう言っちゃ~悪いけど、身から出たサビ。本人も覚悟の上でだから,周りの者がとやかく言うのも憚れるが、葬儀当日は子供達を始め親戚縁者もそれなりに集まって、小規模ながら心のこもった葬儀であった。彼とは高校1年生の時、同じクラスになって、不思議に気が合い、爾来今日に到るまで,お付合いが続いた。彼の人生は波瀾万丈、浮き沈みの激しい、傍から見ていても、この先どうなる?と心配になるようだった。最後はアパ~トの一室で、孤独死だった。これを傍からとやかく言うのは憚れるが、まあ、余り幸せな最後とは言いがたい。しかしこれも本人覚悟のことだから、良しとする。多分日頃、殆ど行き来は無かったと思うが、そう言う中にあっても、彼を思う人たちが集まって心のこもった良い葬儀だった。人の価値は棺を覆って解ると言うが、結構ハチャメチャな人生だったが、本人は一生懸命生きたのだと感じた。

  

投稿者 zuiryo : 2022年11月03日 15:15

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