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2023年05月03日
出向より無事帰る
一泊二日、遠路和歌山、出向より帰る。平生殆ど僧堂の中で過ごし、外出なんぞしたことがないので、まるで外国旅行へでも出掛けたような有り様で、もうヘトヘト!息絶え絶え、何とか無事に帰ってきた!途端にドドッ!と、疲れが出て来て、今日は半日、静養となりにけり。と言うことは平生如何に怠けているかの証明のようなもので、故に、こんな事は、他人様に言うこっちゃない。と言いながら、こう書いているのだから、全く始末が悪い。兎も角一日静養日である。外はサンサンと日差しが輝き、山の木々はソヨともしない!まるで時間が止まったようである。突然だが、私は世に知られないことが一番の価値だと思っている。故に息をひそめて暮らしている。まっ、こう言うのは人それぞれだから、世に知られてナンボ、という人がいても、それはそれで結構なことである。さて今日から庭木の剪定が始まった。7,8人京都から泊まりがけでやって来る。食事を始めお茶出しに到るまで、雲水は天手古舞い。大忙しとなる。勿論業者は地元にもいるのだが、矢張庭木の剪定は京都だ。と言うわけで毎年の恒例行事のように、雲水は天手古舞いとなりにけり。
投稿者 zuiryo : 2023年05月03日 15:40