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2023年08月31日
連日の酷暑
大分慣れっこになってきたとは言え、連日のこの暑さ、辟易である。それを良いことにして終日ボ~ッとして,怠惰に過ごしている。まっ、高齢のため、やむを得ぬ。これを良い言い訳にして,さぼりまくっているわけだ。まっ、81才だから、こんなもんだ。僧堂生活も随分長くなった。丁度40才の,それも誕生日に入寺した。41年間孜孜ゴツゴツとして、なんとか大過なく来た。自慢できるのは唯一それだけである。後継者にはこの男!と決めていたのだが、あの馬鹿野郎!さっさと、シリ捲りゃーがって、腹の立つことこの上なしだ。まっ、過ぎ去ったことを繰返し想い出しては、腹立てても、しょうが無い。これを天命と思って、益々頑張ろう。
2023年08月27日
どうだ!この暑さ!
連日の猛烈な暑さを言い訳にして、怠惰な日々を送っている。とてもじゃないが、これだけ暑くては、シャキ!何て具合には行かない。なんとか生き延びられれば、吉である,背後は鬱蒼とした山に覆われ,長い参道の一番奥に伽藍があるのだが、山の木々も暑さで茹だっているように見える。こう言うときはジタバタせず、じ~っと自然に任せ、ボ~ッとして過ごすのが良い。故に私はそのボ~ッが相当な期間になったので、無事回復できるか不安になってきた。たとえそのまんまでも、それが本来の私の姿だと思えば良いのだ、81才。
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連日の酷暑
で、私のドタマは殆どパ~、したたり落ちる汗、とてもじゃないが人間やってられない!早く秋風が吹いてこないかな~っ!机の上に愛猫タマちゃんがドテ~ッと伸びている。そりゃ~そうだ、全身毛皮でくるまっているわけだから。タマちゃん!暑いね~ッ!あったり前のこと言うな!と言うような顔をした。そういうわけでこの暑さを良い言い訳にして、連日怠惰!
2023年08月24日
あっという間に・・・
早、夏も終わり、朝晩は秋の気配。まだ日中は少々蒸し暑さも残ってはいるものの・・・。落ち葉がハラハラ散る頃に合わせるように、私の気分も落ち込む。人間老化してくると、秋は心寂しさがヒタヒタと迫って、静かに物思うってな暢気な気分では無い。あ~っ!儂もあと何年生きれるのかな~っ!兎も角日々前向き何んつ~のはとっくにかなぐり捨てた。長年親しくしていた友人も一人また一人とあの世へ行っちゃった。お次はお前の番だ!と背中から声がする。どうも人間年取ると万事に暗い方へ暗い方へと行く。まっ、言ってるほど思っちゃ~いないのだが・・・。だから深刻になることも無い。人生の仕舞い方もぼつぼつ考えて置こうかな、て~ところ。おい!次はお前の番だ!と閻魔さんに声かけられずに、一応、今のところ過ぎて行ってる。
2023年08月23日
言うまいと思えど今日の暑さかな
本歌は・・・寒さかな、なのだが・・・、いや~参ったね~!グラグラ煮え繰り返っているよう。従って終日ダラ~ッ!少々言い訳がましいが。ボ~ッと一日過ごして終わるという自堕落さである。まっこの時期は仕方が無いのだ。今、目の前で、愛猫「タマ」ちゃんが、ドテ~ッと伸びきっている。それはそうだ毛皮のコ~トをしっかり身に付けて居るのだから。つくづく思うのだが、頭は使わないと確実、馬鹿になる。今の私がそれで、メリメリ、ドタマが空洞化して行くのがよ~く解る。それならシャキッとして、頭を使え!となるわけだが、それが出来ないのである。言い訳のオンパレ~ドで、万事に後ろ向きである。私ももう80才で、男の寿命、後はおつりで生きているようなもの。言ってる側から言い訳のオンパレ~ドなのである。トホッ!
2023年08月21日
猛烈酷暑でヘロヘロ
暑いったらありゃ~しない!皮剥ぎたいくらい!まだうちは街の中のお寺でも、周囲を山に囲まれ、目にも涼しい感じだが、一歩街中へ出ると、グラグラ煮えたぎった湯釜の中にいるようで、とてもじゃないが、長居は出来ない。毎年のこととは言いながら,尋常では無いこの暑さ、八月よ、早く去れ!部屋に籠もっていても、ただボ~ッとして時を過ごすばかりで、これじゃ~認知症に向かって駄々走りである。私が小さかった頃は、これほど暑くは無かったような気がする。地球温暖化を肌で感じるこの頃である。目下、八月制間で、普段より、ややゆったりとしているので、多少救われる。僧堂には、モスラとゴジラと言う名前の猫がいる。お寺の涼しいところを探してはドタ~ッと、伸びきっている。それはそうだこの暑さの中、毛皮にくるまっているのだから・・。
2023年08月17日
酷暑の中、棚経
漸く一昨日、全てお盆行事は終わり、今日から通常にもどった。お盆中は毎日、大汗掻いて、法衣の上までビショビショ汗まみれになって誦経。恒例行事とは言いながら、楽じゃない。今年もお陰様で全て順調に終わってほっと一息着いた。私は専ら寺で留守番、頼まれ仕事で終日過ごした。これらは全て毎年の行事で同じ事の繰返しである。この繰返しが無事に務まることが、何より有り難いのである。急に話は変るが、お寺には、ゴジラとモスラという名前の猫がいる。ある信者さんから頼まれて飼い始めたのである。専らお世話は私の担当である。担当と言っても日中殆ど広い庭の何処かにいて、遊び回って、お腹がすくと、ニャ~!と部屋に戻って餌を催促する。至って世話のかからぬ猫で、だんだん慣れてくると人間の日常会話は、ほぼ理解する。吠えて喧しいと言うこともなく、たまにネズミも捕まえてくるので、それなりにお寺に貢献もしている。今日も朝から一仕事に、何処かへ出掛けていった。
2023年08月16日
変則寝忘れ
八月盆で、皆忙しく、昨日漸く済んだ。で、今日はお疲れ様で,寝忘れとなリ、終日休息日となる。連日酷暑の中、本当にご苦労さん。まっ、私は雲水のように、信者さん詣りをしたわけでもないので普通に起きて、今こうしてブログを更新中ってわけ。無事済んで、まずはめでたしめでたし!私もここに来て、もう40年になる。老いぼれ爺に成るわけだ。お陰で大過なく今までやって来られたのは,偏に周囲の方々の支えがあってのこと、感謝感謝である。80才を過ぎて、あと何年やれるか解らないが、後継者がいないので、生きてる限りは頑張る覚悟である。まっ、こう言う大役を仰せつかって、やらせて貰えることが幸せなのである。遙か昔、初めて伊深へ連れて行ってもらった!爾来、六〇余年、今なお修行道場で暮らしている。こんな幸せは他に無い。
2023年08月15日
ふっと、昔を想い出し・・・
机に向かって仕事をしていたら、突然遙か何十年も前のことが、次々に思い出され、無性に懐かしくなった。若い頃にはこんな事は無かったのだが、近年、心身の老化が甚だしく、思いも掛けぬ事が頭の中を駆け回る。だからどうだ、というほどのことでもないが・・・。人間はこのように、いつもどこかで、昔を想い出し続けているのかも知れない。まっ、別に酷く悪いことだとも思わないが、常に前向きだった若い頃に比べれば、明らかに後ろ向きである。艶々していた顔もいつしか皺だらけになった。しかしもう一方では、前しか向いていなかった頃に比べれば、後ろを振り返り振り返り歩む日々も,なかなか良いものだと思う。ふっと見上げると、十数年前、友人三人で山奥へスケッチに出掛けたときの絵が掛けてある。2時間くらい黙々と絵を描き続けた。遙かに広がる田んぼ、その右は木曽川が滔滔と流れ,背後には奥飛騨の山々が連なっている。その頃のことが鮮やかに甦ってきた。
2023年08月14日
酷暑の棚経も・・・
例年のこととは言いながら、酷暑の中、連日の棚経はご苦労さまである。汗が衣の上まで染み通ってビショビショ、見てるだけでもその暑さが伝わってくる。ふっと遙か昔の雲水時代を思い出した。今の私は雲水のそんな苦労を尻目に、パンツ1枚、ほぼ裸同然で過ごしているが・・・。まっ、これも長い人生の一コマと思って、辛抱することだ。脇で、愛猫タマちゃんが、そとへ出たがって、にゃ~にゃ~と、うるさい。外は猛烈な暑さだよ~っ!と幾ら言っても、解っちゃ呉れない。じゃ~どうぞ!お好きなよに・・・。外へ出た途端、こりゃ~酷い暑さだ!と部屋に戻ってきた。だから~!いったじゃないの~!向いの山の木立はソヨともしない。周囲を山に囲まれている良い環境でも、この暑さを逃れることはできない。
2023年08月12日
八月、長良川大花火大会
昨夜は恒例、長良川大花火大会。以前は河畔までてくてく歩いて、見に行った。しかし近年は草臥れるので、近くの大通りまで行き、歩道で眺めて、これで終~り!大通りが長良川までほぼ一直線なので、結構よく見える。故に歩道は満員となる。まっ、今年も見た!で終わる。若い頃はテクテク河畔まで歩いて、目の前にドカンドカンと上がる花火に目を丸くしてみたが、今はそんな元気はサラサラ無い。まっ、年中行事でもあり、一岐阜市民として見て置こう!てな具合。花火に限らず近頃は目を見張るなんて~のは殆ど無くなった。もうどうでも良くなった。トホッ!
2023年08月09日
あっという間に・・・
制間になってボ~ッとしていたら、早くも今日は9日、あっという間に大凡、月の三分の一が過ぎた。これは連日の暑さもあるのだろうが、老化現象でもある。最近は万事にボ~ッと過ごすことが多くなった。まっ、これで旨く回っているのだから、ガタガタ言うことはないのだが、とは言うものの、もう少しシャキッ!としなければと思う81才。しかし暑い!たらありゃ~しない!皮はぎたくなる!ボツボツ師家も引退だな~っと思うのだが、後釜がないから、ヨロヨロしながら、何とかやっている。商売ならあっという間に倒産だが、その点、修行道場は別に金儲けはしなくて良いので、ほぼ同じ事の繰返しを根気よく続けることが一番である。昔は師家をやらせて貰えるのは大変光栄なことであり、精々頑張って、後進を育てる。これは誰でもやれることではない。ご指名を受けたことは我が身一大の光栄と感じて、生涯この為に尽くして行く、そう思ったものだが、近頃はそんなシンドイことで、一生終わるのなんてバカらし!で、なり手がいないのだ。だから80過ぎのヨロヨロが、いまだに頑張っているわけだ!トホッ!
2023年08月01日
8月、制間
早朝の祝聖、総茶礼後、恒例の放行へ出立、今制は人少のため、たった二人きり。留護の潤さんと、薬石は外食へ。終日訪れる人も無く、境内は静まりかえっている。自室で机の上を整理整頓、後はゆったり、のんびりとすごす。もうこの繰り返しを、三十数年やって来た。シ~ンと静まりかえった境内も良いもんだ。部屋では愛猫のタマちゃんが伸びきっている。いくつか頼まれものがあるので、少々仕事。のんびり穏やかな時の流れに身を任せ、ボ~ッと過ごす価値をしみじみ味わった。