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2024年02月21日

終日、のびた君

制間に成って、たちまちブッタルンで、伸びきった。こりゃ~まずい!と、心を入れ替えて、私が書道の先生になって、雲水に習字の時間を設けた。お手本は、私の30年間ほど続けてきたときの書道の先生のお手本が山ほどあるので、それをチョイット拝借して、約2時間、ジャンジャン書かせる。自分は下手っぴ~でも、人の批評は誠に旨いので、舌先三寸で、雲水の目をくらまして、やっているっつわけである。書道は数書かせることが一番、約2時間、たっぷり書きまくる。これで筆慣れるというわけである。お坊さんは避けて通ることは出来ないのだから。遙か昔、私が瑞龍寺に来たとき、ある信者さんから墨蹟を頼まれた。その字の酷いったらありゃ~しないのだ。爾来高名な書道家について稽古に励み、約40年、どうにか見られるくらいには成った。それを教訓に、うちの雲水には必ず書道の時間を設けている。

投稿者 zuiryo : 2024年02月21日 20:32

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