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2024年03月30日

窓越しに見ると・・・

机に座って窓越しに向いの山を見ると、木々は微かに揺れている。物音ひとつせず・・・、これが何時もの風景である。椅子に腰掛け机に向かっていると,愛猫「タマ」ちゃんが、腰掛けに割り込んできて、私のお尻が邪魔なんだよな~とばかりにしきりに蹴飛ばす。それを無視して、今このブログを書いている。街の喧騒も此処までは届かず、山の木々が陽に照らされてキラキラ輝いている。毎日この景色を眺めながら、飽きもせず、ジ~ッとして居るのが何より好きだ。丁度40才の誕生日の前日に入寺した。今80才だから人生の凡そ半分を此処で暮らしてきた勘定になる。この40年間、いろいろなことがあったが、健康で雲水と一緒に修行させて貰えることが、何よりの幸せである。ふっと前の壁を見ると、30年くらいまえ、友人と三人で、山奥の白鳥町へスケッチに出掛けた時の、私の下手っぴ~な絵が掛けてある。27,4,10、と右隅っこに書いてある。遙か昔のことなのだが、昨日のことのようにその頃のことが甦ってくる。

投稿者 zuiryo : 2024年03月30日 10:29

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