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2024年04月10日

ふっと、40年前を想い出し・・

ガタガタ足が震えながら入寺したのが、ついこの間の事のように想い出される。何と、もう40年も経った。あっという間である。月日の経つのは、本当に早い。この調子で、あっと気がついたら御臨終と成る。これは誰でも通る道。そこでまともな判断が出来るうちに、後事をしかるべき人に託して、不都合のないように、予め手を打っておこうと考えている。これは公私双方の事柄についてである。私もそう言う年齢になったのだ。元気なうちから死んだ先のことを具体的に手を打つというのは、何だか嫌な気持ちにも成るが、後々不都合のないようにするのは、大事なことである。これを怠ったために、思わぬ事が続出し、結果生前の故人の徳を損するというようなことが有る。そうならないように今から相応の手を打っておこうと考えている。詳細は差し控えるが、小僧の頃、師匠から、これがスム~すにいかず、結果故人の徳を損するという実例があった事を聞いた。へ~っ!そんな事があるんですか?と他人事のように聞いていたが、愈々自分のことになってきた。まだピンシャンしているときに、こう言うことを決めて行くというのは、確かにあまり積極的にはなれないものであるが、自分でやらなければ他人は誰も代わってやってくれない。で、明日からでも、着々進めて行くことにした。

投稿者 zuiryo : 2024年04月10日 11:02

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