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2024年06月07日

認知症が目の前をチラチラ

大らかに考えれば年相応と言う事で、今更ガタガタ言うことは無いのだが、さりとてこの事実を無視するわけにも行かず、茫然自失って訳だ。まっ、こう言う自覚があるうちはまだましで、その内この自覚が無くなってくるといよいよ本格的。ふっと目を、机の前の壁にやると、づっと以前、友人と二人で長良川の上流域、山奥の白鳥町へ出掛け、2時間ほど掛けて描いた絵が自慢げに掛けてある。2時間ほど掛け、川淵にしゃがみ込んで、白山をバックに悠々と流れる長良川をスケッチした。絵が自慢げに掛けてある。言うまでもなく、ヘタッピ~な絵なのだが、毎日眺めていても、不思議に、そこそこじゃ無いの!と思っている。この奇妙な現象のお陰で、大いに満足しているわけだ。ふっと、目を転じて、窓越しに向いの山の木々がユラユラ揺れている。
               

投稿者 zuiryo : 2024年06月07日 10:29

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