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2024年06月17日

ドン雲リ

朝から一日中重たい雲が垂れ込め、実に鬱陶しい日である。降るなら降る、晴れるなら晴れる、どっちかにしろ!と叫びたくなる。窓から向いの山の木々を眺めても、ソヨともしない。まるで時が止まったようだ。傍らでタマちゃんが、専用の布団に丸くなってすやすや寝ている。シ~ンと静まりかえって,物音ひとつしない。ふっと目を机の前にやると、「有由有縁」と書いた紙が立てかけてある。これは川端康成さんが良く好んで揮毫されたそうで、この世の巡り会いの不思議さを表した言葉である。本当にそうだな~と改めて思った。

投稿者 zuiryo : 2024年06月17日 15:45

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