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2025年03月29日
無為
私が仕えた師匠はお二人とも,常に側に人が居ないと、いたたまれないという風だった.傍から見ていて、何時も不思議に感じた。孤独くらい気分の良い事はないでは無いか。まっ、これは良し悪、の問題では無く、人はそれまでの過去の蓄積の上に今、生きて居るっつう事なのだろう。人生の連綿からは誰れも逃れることは出来ないのだ。これは本人の問題だから、傍から善し悪しは言えないが、僧堂という孤独が専門の場で、矢鱈ベタベタひっつかれては、はた迷惑この上ない。幼少期の孤独の埋め合わせを、今になってやられては、勘弁してくれよ!だった。今更こんな事を持ち出して云々するのは、止めといて、なのだが、一辺くらいは言わせて貰わないと腹の虫が治まらぬ。トホッ!
投稿者 zuiryo : 2025年03月29日 12:12